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E式モラールサーベイ

エイデル研究所と全国社会福祉協議会中央福祉人材センターとが共同開発した職員意識調査です。
施設長等経営管理者を除く悉皆調査を原則として、「職員処遇」「職務環境」「管理水準」「職務満足」等に関連する25項目のモラールサーベイを実施。その結果によって、全国ノーム(標準値)と比較対照し、個別法人・施設の職員満足度(強み・弱み)を定量的・定性的に分析、モラールアップのために取り組むべき施策を提言します。

E式モラールサーベイ(福祉職場の職員意識調査)の仕組み

人事諸制度の改革や組織の活性化、職員研修の実施など、人的資源(人事)管理をめぐる施策を推進しようとする場合、原理原則や標準的システムを理解し、あるいは他施設の実践事例を参考にすることは大切なスタンスです。

しかし、具体的な制度設計や施策推進に当たっては、自らの組織の実態を正しく診断した上で、個別の状況や組織特性に合致したものを構成していくことが重要となります。

自らの組織の実態は様々な手法で診断することができます。その一つの方法として「職員意識調査」(モラール・サーベイ)があります。これは、職員のモラール、すなわち「士気」「やる気」の状況を把握することを狙いにするものです。一定の質問項目に従って所属構成員の意識調査を行い、他の施設などとの比較研究を行うことによって、自組織の強みや弱みを客観的に把握することができる有効な手法です。

E式モラール・サーベイは……

  • エイデル研究所と全社協中央福祉人材センターが開発した、福祉施設のための職員意識調査です。
  • 2000(平成12)年からこれまでに、全国約400施設・職員1万人以上で実施されています。
  • 労働条件にお対する満足度、組織に対する帰属意識、上司や同僚との人間関係、職務に対する意識や向上心など、 25の質問項目で組織診断を行います。多忙な福祉職員の皆さんを考慮して、簡便な方式で正確な調査を目指しています。

E式モラール・サーベイの特徴

  1. 施設単位の悉皆(しっかい)調査(全職員対象)です。
  2. 調査はプライバシー保護ため、無記名で実施されます。
  3. 25の個別質問項目についてそれぞれ5段階で回答していただきます。
  4. 調査結果はすべて統計的に処理されます。
  5. いろいろな視点から結果考察が行われます。
    ・100点を最高点とした「施設モラール水準」とその施設内分布表示
    ・個別質問項目別、職種・職位階層別に考察
    ・「職員処遇」「職務環境」「管理水準」「帰属意識」「職務満足」の5中分類別についても考察
  6. 全国の施設集計結果をもとにした基準値(全国平均値)を利用して考察されます。
  7. 「総括的分析」「総合所見」で施設の強化・改善の着眼ポイントが示されます。
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