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記録は、これからのケア向上につながる「お宝」です

記録の書き方研修
(中堅職員向け)

~記録に関する新たな認識~

対象

中堅職員、チームリーダー

時間

6時間(1日)

研修の概要・目的

  • 「記録とは何か?」、「なぜ記録を書くのか?」等、業務を行うにあたって、前提と思われていることについて、再考することで学びの端緒にしていきます。
  • 「記録が果たす役割」について、福祉サービスの特性から考えていきます。
  • 実際に記録を記入するにあたっての留意点について確認するとともに、学習内容を反映した記録記入を演習していきます。
  • 自己覚知の作業を通して、記録の内容が、援助者によるクライエントの捉え方を反映したものになることを学ぶ。

研修スケジュール例

時間 内容 テーマ
30分 講義
演習
(1)研修(学ぶこと)の意味
(2)自己紹介
90分 演習
(3)なぜ記録を書くのか 記録の役割について
参加者による個人ワークの後、
グループワークにて共有記録の役割について改めて講義を行い、
記録が単に支援経過を把握するという職員視点のみのものでは
ないということの理解につなげる
・記録とは何か?・記録はなぜ書くのか?
・福祉サービスの特性について
・記録の役割について
60分 昼食休憩
100分 講義
演習
(4)記録記入の留意点について
まず、講師から、記録記入の留意点について説明
それをもとに、記録を書き直すための2種類のワークに取り組む
・主語と述語の明確化
・不適切な略語や記号は使用しない
・記録と個人情報保護について 等
30分 講義
(5)自己覚知
参加者による個人ワークの後、グループワークにて、
個々の気づきを発表
その後、思考のコントロールやリフレーミング手法を学び、
物事を肯定的にとらえるワークを行う
・自分が心地いい、寛容になれる、嫌だと感じる、
それぞれの他人とは
・リフレーミング手法、リフレーミング手法を使った演習
100分 演習
(6)まとめ
・記録を読むということ
・明日から早速、業務に取り入れたい3ヶ条
記録の役割

記録とは、普段の支援経過を書いておくものと認識している方も多いと思います。

しかしながら、記録は普段の支援経過のみならず、個別支援計画等も記録に含まれます。

また、行政による実施指導等においても記録を確認されることが多いように、記録には様々な役割が含まれています。本研修の受講を機会に、記録に対する認識を深めて頂ければと思います。

自己覚知

記録がどう書かれるかは、記録者、援助者である私たちが、利用者をどのように捉えているかが反映されるものでもあります。ですから、文章表現力を磨くことも重要でしょうが、自分がどのような他者をどう捉えるかの傾向を知っておく必要があると考えられます。

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