5したのが1919年、今年で開町100年を迎える陸別町の歴史の直近の3割は、陸別事業がともにあったのです。こう考えると、産別労働組合組織と地方自治体が友好協定を締結し、それを30年の長きに亘り大事に紡いできた歴史の重みを感じないではいられません。 私はその後、陸別事業の企画委員長を丸6年務め、その間に7回の冬陸と7回のサマーインで、団長として陸別に渡りました。この間、かつての陸別小の子どもたちが立派な青年として逞しく成長していく過程も見てきました。 そして今回、30周年記念事業で再び団長を拝命し、かつてのサマーイン参加児童であり、今は立派な(?)社会人である前出の長女とともに、陸別を訪れる機会を得ました。私が陸別とともにあった時間を振り返ると、万感の想いがこみ上げてきます。 現役の方々がこの先も40年、50年と陸別事業を支えて、私のこんな想いを引き継いでいって頂ければ、これ以上の喜びはありません。
元のページ ../index.html#7