陸別が好き。
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30常を経験した方がいいだろう」と誘ってくれました。 そんな初めての訪問から、早何年。で、最終的には30周年の実行委員にまで登りつめました(笑)。マイ陸別エピソード司会 ありがとうございます。陸別との関わり方もそれぞれですね。そんな皆さんが、陸別の事業に関わってきた中で印象に残っていることを教えてください。藤田 「ひとつの、こういう出来事」とかでは一切ないんですけど、「役場が身近」っていうのが印象的です。自分の地元にはそんなのないのに、陸別の町役場にはなんかどっぷり、みたいなとこが。そんな関わり方をしないじゃない、自分のとこでは。山本 ないですね。山添 町の人と一緒に関わってなんかやる、みたいなことですよね。藤田 ま、やってる人はやってる人で都会にもいるんだろうけど。自分的にはなかったから。藤林 お互いの協力感はすごいよね。そんな感じがする。山本 なんか、夏より冬の方が町の人たちとの距離が近い気がする。夏は子どもたちが中心なのもそうだけど、裏方にものすごく徹されているというか。藤田 そうだね。準備整えてくれて…山本 期間中そんなに話をする時間もないよね。 だから冬の方が「つながり」みたいなのは強く感じてますね。藤林 冬しか知らない私がいつも「うらやましいなあ」って思うのは、サマーインに参加した子どもたちが、必ず冬に電機テントのところに来てくれたりするところ。夏にトレーナーとしてついてもらったあの時期だけの付き合いじゃない、っていう、長いスパンでのつながりはうらやましいなって思う。藤田 あっこちゃんなんて、それが思いっきり多いからね。山本 そうだねー。でもあれね、自分のチームの子だけじゃないんすよ、来るの。そういうのもとっても嬉しい。藤林 だよね。他に魅力的な屋台とかいっぱいある中で、あそこのテントに必ずみんな一回寄るんだなあっていうのが、私なんかはすごくうらやましい。山本 わたしが印象に残ってるのって、絞るのが難しいんですけど、自分が「サマーイン」にどっぷりはまった言葉っていうのがあります。 私は最初、子どもとの距離感がわからなくて、ものすごく神経質になってた。 それをゆみーご☆姉さんが、夜にそっと、「このサマーインは、学校でもないし、あなたたちは親でもない。だから、そんなに気を張らなくていいし、先生になる必要もないし、もっと気楽にやっていいんだよ」って言ってくれて。 ああ、そっか、と思って。それで、ちょっと一歩下がって子どもを見ることができた。 気持ちに余裕ができたおかげで、最後の頃には「うちの子どもたち」みたいになってね。ちょっとしたやまぞん1996サマーインうぃる2013冬の陸別

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