陸別が好き。
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6メージしてはいたんです。でも、土壇場になると変わるものですけどね(笑)。この建物は簡易郵便局と商店が一緒になっていたものだったんです。だから居住スペースとかはまったくなかったのですが、改築して現在の形になりました。安く買ったんですけど、結局高くついてしまって。」とカラカラ笑いながら話す坂井さん。 念願のカフェをオープンさせた現在のやりがいや楽しさについて質問すると、「やっぱりお客様に出すコーヒーを淹れているときが一番。忙しかったらそれどころではないのですが、コーヒーをドリップして、一人ひとりに丁寧に出せるときが一番幸せです。」 8時15分の開店と同時にモーニングコーヒーを飲みにくる常連さん、陸別町内からホッと一息できるお茶の時間を求めてくるお客さん、道外の観光客や遠方からのお客さんたちに、„最高の一杯〝を抽出できたとき、お互いが笑顔になっている絵が目に浮かんだ。結構放っといてくれるところも好きです。 最後に、陸別町の好きなところをうかがうと、「やっぱりあったかさを感じますね。しばれる町なんですけど、人同士のつながりとかもあったかい感じがして。いろんなところに移住していたからわかるんですけど、小っちゃい町ってプライベートがないっちゃないことが多いのですが、ここは結構放っといてくれる(笑)。とくに、小利別は陸別町内から離れているので自由というか、あまり人目が気にならないのがすごくいいですね。」 陸別のママ友には町外出身者が多いことも理由の一つのようだ。「生活面での知り合いや友だち関係にはママ友が多いのですが、町外の方が多いので孤立せず、町外から来た人もオープンに皆さんと一緒にできるというか、陸別町内の主婦だけで固まるということがあま旧ふるさと銀河線の小利別駅に近い元商店兼簡易郵便局を改修した店舗。懐かしさと安心感が漂う。店内にある器や小物など、ほとんどが坂井さんの手作り。
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