陸別が好き。
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26ると、足引くのと同じでね。内臓が悪くても動作に出るんです。でも、あまり深入りはできないけどね。家族じゃないから。風邪ひいたんじゃないの? 病院行っといでとか、早めに手当てをすれば大事にはならないからねとか、こういう会話でね。」 家族ではないけれど、利用者から「母さん」「姉さん」と呼ばれることもある小原さん。さりげない会話を交わしながら、利用者の健康状態を気遣う看ナース護師のような存在だ。深入りせずにそっと見守る人間関係 ごく当たり前に風呂に入りに来ているだけで、挨拶程度のやりと利用者の健康状態は一目見ればわかる 小さなお子さんからお年寄りまで幅広い世代が利用するふれあいの湯。子どもたちを見ていて、成長の早さを感じることもあるという。「4月から来ていた子が半年くらい経ってすごく大人になっていて、ああ、子どもの成長って早いんだなぁって。そのことをお母さんに話すと、逆にびっくりされたり。お仕事をしながら、毎日忙しい忙しいで保育所に送り出してしまうから、親はあまり子どもの成長の過程に気づいていないこともあるんです。」 年齢の高い利用者も多い。いつもと顔色が違っていたり、咳が出ていたり、ほとんどしゃべらないといった変化にはすぐに気がつく。「今日は何かちょっと変だなあと思ったときは、数日様子を見ていると、『俺なあ、2、3日前から具合が悪い』って、やっぱり言うんです。人間って正直だから、絶対に動作に出ます。痛いとこを持って午後4時、ふれあいの湯の営業が始まる。りしかないように見える利用者だが、実は、周囲に関心を持っており、しばらく姿が見えないと小原さんに「来てるか?」と尋ねたりすることもあるという。「何日か風呂が遠くなると、みんな心配するんです。不思議ですよ。やっぱり一人暮らしの人の利用が多いからかなぁ。何日かして出てきて、どうしてた?って聞いたら、こうこう
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