陸別が好き。
19/52

17いくと立っていなければならないくらいでした。それからもう35年ぐらいになるのかな、それで今に至っています。」きれいな文字を書く母親の存在、そして先生方との出会いが書道の世界の奥深くへ誘ったのだ。自己研鑽を重ねてさらなる高みを目指す 郷墨会の先生として教えるかたわら、自らの書の勉強も欠かさない。「月1回、帯広で例会がありまして、十勝地区書道協会の支部長と書を好きな人たちがそこに集まって、そこで皆さんと勉強会をするんです。広尾の奥村桂風先生という方がいらっしゃるのですが、添削していただいたり、朱を入れてもらったり、あと昇段試験とか毎日展とかいろいろコンクールがあるんです。そこで勉強するのがまた楽しいんですね。」 自分よりもっと上の先生に教えていただくことが喜びだという穴澤さん。„切磋琢磨〝という言葉が

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る