先生にできないことまで社会は求めていないか？
社会の矛盾や政治のしくじりの責任を、先生におっかぶせるようになってはいないか？
そのことは学校先生の置かれた状況の過酷さを、正確に理解することが何よりも大切です。
年間200回の講演依頼を受ける著者の対談、座談会集。

【商品パンフレット】
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目次
第１章　学校の悲鳴
鼎談01　学校・園と近隣住民とのトラブルをどう解決するか─騒音問題か煩音問題かの見極めが重要─
座談会02　カラーリングあふれる時代の学校の頭髪指導─生徒はなぜ髪を染め、教師はなぜ指導を行うのか─
対談03　いじめ防止対策推進法と、学校―子ども―保護者関係の変容
小野田研究ノート01　「いじめ」記録の取り方が明暗を分ける～いじめ防止対策推進法下の学校の責務
対談04　 ｢教育権」を守る教育委員会制度へ─教育と教育行政を住民の手に取り戻す─

第２章　先生の叫び
鼎談05　学級崩壊状況の立て直しは新人教師には不可能な業務─故・木村百合子さん　公務災害認定裁判のもつ意義と重要性─
小野田研究ノート02　先輩教師も保護者と向き合うことに苦労した～若い先生への手紙
対談06　追い詰められた教師が保護者を訴える時
小野田研究ノート03　教師が訴訟せざるえを得ない背景～管理職・教委の不作為と当事者の孤立・恐怖
座談会07　地方公務員災害補償基金制度と教職員の働き方