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牧野・山田式言語保育発達検査キット


監修:特定非営利活動法人 子どもと保育研究所 ぷろほ
著者:牧野桂一・山田眞理子
本体価格:12831円
発刊年月:2013/08
管理番号:10001
※対象は、2歳から5歳の幼児及び小学一年生までです。

保育園・幼稚園の必備品
◎子どものよさを見つけ、それを保育に活かす
◎保護者支援をスムーズに行う

保育者が検査し、保育に活かす!
保育現場の相談事例の7~8割に、ことばのつまずきがあります。ことば体験の少なさや対人関係の希薄さがありますが、ことばというものは子どもの発達をみるうえでとてもわかりやすい指標です。
『牧野・山田式 言語保育発達検査』は、これまであった数々の発達検査・知能検査・言語検査を総合して構成されており、保育現場で出会うことばのつまずきをチェックするだけでなく、保育者が日常の保育の中で「その子どもに最善の保育を工夫するため」のものです。
検査項目のいくつかは、日常の保育の中で、いつでも、どこでも、誰にでも実施することができ、保育の中に活かすことができます。キット内の手引書にはことばが育つ保育支援のヒントをたくさんちりばめています。
『ことばが育つ保育支援』と併読することをお薦めします。

牧野・山田式言語保育発達検査キット

牧野・山田式言語保育発達検査キット

牧野・山田式言語保育発達検査キット

【関連商品】
ことばが育つ保育支援 ─牧野・山田式言語保育発達検査の活用
https://www.eidell.co.jp/books/?p=4456

【構成】
手引書、実施用ファイル、検査回答記録用紙、ついたて、1-3(リング綴じカード15枚)、1-4(カード5枚)、2-1(カード7枚)、2-2(カード6枚)、2-3(カード6枚)、2-4(カード5枚)、絵3枚(B5判)

【他の検査にはないこの検査の特徴】
・遊びながら楽しみながら検査ができる。
・検査結果を日常の保育につなげやすい。
・この検査を行う子どもと検査者の関係の中で、それまでの子どもの育ちが丸ごと見える。
・家庭との連携がとれやすくなり、子育て支援に有効である。
・幼稚園入園前の親子面談時にこの検査を行うことで、入園後の保育計画がたてやすくなる。
・現場の保育者の保育が楽になる。

【検査の内容】
検査1 語彙
【1-1 身体の部位】
【1-2 ミニチュア】
【1-3 カード】
【1-4 ささやき(1)】

検査2 理解
【2-1 用途】
【2-2 機能】
【2-3 ささやき(2)】
【2-4 比較】
検査3 発音

検査4 定義・生活知識
【4ー1 定義】
【4-2 生活知識】
【4-3 知識】

検査5 記憶反復
【5-1 ことばの反復】
【5-2 数唱の反復】

検査6 反対類推

検査7 ことばによる指示

検査8 表現

検査9 舌の運動
【9-1 リズム打ち】

【検査者が用意する物】
(ミニチュアを用意する時の注意については、手引書の7頁をご覧ください)
検査1-2(ミニチュア)
・日用品(時計・茶碗)・おもちゃ(車・人形・ボール)・道具(スプーン・はさみ)
・食べ物(りんご・バナナ)・衣服(帽子・くつ)・動物(犬・猫)
検査7
積み木、ボタン、犬(ミニチュア)、ふたのある箱、はさみ

【この検査で確認できること】
・言語発達の基礎的な意味を持つ身体の部位の名称の確認。
・家庭など子育て環境が影響する物の名称に関する発語能力を把握。
・聞こえているかどうかという聴覚の確認。
・物の用途を理解しているかどうかの確認。
・物の機能を理解しているかどうかの確認。
・抽象的概念である比較を理解しているかどうかの確認。
・発音のチェック。
・言語的に説明する能力が身についているかどうかのチェック。
・子どもの日常生活の理解度をチェック。
・ことばを分類する能力と語彙の数をチェック。
・ことばと数の短期記憶をチェック。
・認知・記憶・想像・応用・集中のどこにつまずきがあるかをチェック。
・ことばによる指示を理解して実行する力が身についているかをチェック。
・子どもの自由な言語表現を通して、表現能力を把握するとともに、言語表現のつまずきや特徴をチェック。
・身体でリズムをリズミカルに刻むことができるかをチェック。