ことばが育つ保育支援
牧野・山田式言語保育発達検査の活用
牧野桂一・山田眞理子(編著)
本体価格:1524円
発刊年月:2013/04
ISBN:9784871685252
Cコード:3037
管理番号:418
人はコミュニケーションの多くを「ことば」に頼っています。しかし、その「ことば」が様々な背景によってうまく修得されないことがあります。
今、ことばにつまずきが見られ、何らかの支援が必要な子どもが増加の一途をたどり、保育現場では発語がない(しゃべり始めない)ことや発語の遅れ、発音の間違いや吃音など様々なことばのつまずきが見られます。そのようなことばのつまずきに対して、保育者がどのように対応すればいいのか正しく理解する必要があります。
言語治療の専門家でもありこれまで多くの発達検査の標準化にも関わってこられた牧野桂一先生の協力のもと、「言語保育セラピスト」という「ことばの専門家」と「牧野・山田式言語保育発達検査」という「言語発達検査」を作成しました。本書および「牧野・山田式言語保育発達検査」が多くの保育者や子どもに関わる方々の重要なキーになるはずです。
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牧野・山田式言語保育発達検査キット
https://www.eidell.co.jp/books/?p=4845
目次
はじめに
第1章 子どものことばの起源と発達
1.はじめに ~お腹の中で聞こえている声/2.背中で聞くことばと実感/3.ハイハイとことば/
4.ことばとイメージ/5.語りかけ、歌いかけ/6.読み聞かせ/7.ことばの発達/8.ことばのつまずき
第2章 ことばのつまずきQ and A
1.ことばの発達/2.ことばの遅れ/3.発音につまずきのある子ども/4.口蓋裂の子ども/
5.難聴の子ども/6.吃音(きつおん)/7.その他のことばの問題がある子ども
第3章 牧野・山田式言語保育発達検査とその活用
1.牧野・山田式言語保育発達検査の特徴/2.実施法/3.実施内容/4.検査結果から保育へ
第4章 遊びの中でのことばの支援
1.発音・発声器官/2.基本の練習/3.発音の練習/4.練習法/5.わらべうたを使ったことば
の練習/「わらべうたは聞くことから」(神野和美:コダーイ研究家)
おわりに