季刊教育法 No.153
「徳育」充実は何を意味するか
本体価格:1905円
発行年月:2007/06
雑誌コード:13085
管理番号:753
〔153号特集〕「徳育」充実は何を意味するか
道徳教育の批判と創造―学校における道徳教育再編の動向をめぐって 藤田昌士
〔対談〕道徳教育と新自由主義―教育再生会議第二次報告を契機に 斎藤貴男・鈴木邦男
ゼロ・トレランス批判と代替施策の模索―学校における修復的司法 船木正文
「子どものための道徳教育」の創造を―学校における道徳教育の取り組み 大和久勝
〔連載〕
教育再生会議をめぐって 「徳育新設」盛り込まれた第二次報告―教育予算をめぐる論議も― 中井大助
事例研究 教育管理職のための法常識講座 電子掲示板上の名誉毀損書込をめぐる民事訴訟判決を参照した
学校における暴力的・攻撃的言語環境改善を目的とした教員研修資料 梅野正信
現代に生きるグラムシ―その生涯と思想― 黒沢惟昭
私と教育法研究 教育施設と教育機関のダイナミズム―キーワードとしての「教育権の協同的保障システム」― 島田修一
学校事故研究 いじめ防止に向けたわたしたちの見解―教育再生会議「いじめ緊急提言」の問題点― 日本教育法学会学校事故問題研究特別委員会
大学におけるカリキュラムマネジメントの理論と実際
大阪教育大学(大学院)におけるカリキュラムマネジメントの実際 中留武昭・大野裕己
〔子ども・教育と裁判〕
判例研究① 面接交渉の取り決めについて 山口亮子
判例研究② PTA広報での名誉毀損・プライバシー侵害事件 村元宏行
判例紹介(教育の分野、福祉・家族の分野、少年法の分野) 村元宏行・古畑淳・中條晋一郎
〔論文〕
私学の自由と公共性の法的構造(1) 結城忠
教育の現場で何が起きているか(上) ―教員の決定権の縮小と抵抗― 大森直樹
〔投稿〕
大正期における国家の家族認識―臨時教育会議・再考 宮盛邦友
〔資料〕
教育法日誌・高等教育日誌 堀井雅道
季刊教育法文献目録 大日方真史・小入羽秀敬