季刊セクシュアリティ No.111
バッシングに抗して30年、性教育の未来をひらく
本体価格:1500円
発行年月:2023/4
雑誌コード:12839
管理番号:30111
特集 バッシングに抗して30年、性教育の未来をひらく
■特集にあたって 水野 哲夫
【総論】
■バッシングの全体像―バッシングは何を攻撃したのか― 井上 惠美子
【座談会】
■性教育バッシングの経験から未来を拓くために 金子 由美子・今仁 美哲朗・日暮 かをる・司会 関口 久志
【インタビュー】
■ジェンダーバイアスと性教育バッシングに対峙する
~学びで揺らがない自分をつくる~ 小野寺 真澄・聞き手 荻野 雄飛
■熊本サークルの立ち上げ、バッシングを経て思うこと
入江 彰信・聞き手 辻 奈由巳
■2000年代、岐阜県での性教育をめぐる動きと統一協会
塚原 百合香・聞き手 小泉 玲雄
【座談会】
■性教育の過去・現在・未来を「若い世代」の私たちが考える
―バッシングに関する聞き取りを通して―
辻 奈由巳・荻野 雄飛・小泉 玲雄・司会 堀川 修平
【コラム】
■私が経験したこと(旧かながわサークル) 中野 久恵
■埼玉県での教育行政へのバックラッシュ 谷森 櫻子
■2003年5月の手帳から 村瀬 幸浩
■山口県の性教育バッシングを振り返る 池岡 幸恵
【インタビュー】
■HIV/エイズとともに生きる人たちがありのままに生きられる環境(コミュニティ)を創り出すことをめざして活動する 池上 千寿子・聞き手 関口 久志
【論考】
■豊中市バックラッシュ裁判をふり返って 三井 マリ子
■性教育バッシングと宗教右派 山口 智美
■現代の性教育の原理的課題を考える
~バッシングに対抗する側が考慮すべき論点と理論的な課題を提起する 池谷 壽夫
■性教育バッシングの本質と包括的性教育の展望 浅井 春夫
【コラム】
■反共主義の社会的ひろがり 及川 英二郎
連載
●小心者のスケッチブック 星めぐり まる
● 性の多様性から『じぶん』について考える子どもたち 田中 一歩
● 助産師と性教育 磯村 知代恵
● 虹の架け橋 性の多様性をめぐるリレートーク 永田 麻詠
● 和子の世界セクシュアリティ紀行 福田 和子
● 障がい児・者 実践 障害の重い子とつくる包括的性教育
安里 瑞穂、伊藤 修毅 140
●【海外情報】イギリスレポート 広瀬 裕子
●図書紹介