季刊教育法 No.211
教育判例にみる子どもの権利
本体価格:1905円
発行年月:2021/12
雑誌コード:13085
管理番号:40211
教育判例にみる子どもの権利
●校則裁判
―黒染め訴訟からみた校則の合理性―
大島 佳代子
●体罰、不適切な指導をめぐる裁判の動向
―2009年天草市小学校体罰事件最高裁判決を中心に―
小泉 広子
●スクール・セクハラに関する教育長及び学校長の注意義務
~わいせつ教員対策法施行による影響と課題~
秋山 俊
●学校事故裁判
—大川小児童津波被災事件、授業中の交通死亡事件からの検討
堀井 雅道
【海外の学校】
●すべての若者に開かれた高校 イントロダクション・プログラムの挑戦 ― スウェーデン ― 本所 恵
●アメリカにおける乳幼児教育の歴史的現在 ― アメリカ ― ダニエル・ファーガソン
【記 事】
●デジタル改革関連法と教育現場
―教育のデジタル化がもたらす影響と個人情報をめぐる法的課題― 神内 聡・勝野 正章
【連 載】
●巻頭エッセイ【第2回】
社会実験としての教職員等の増員を 広田 照幸
●教育法学説の継承と革新【第1回】《NEW》
教育学の方法論から教育法学の基礎概念へ ―宗像誠也の貢献― 山下 晃一
●確固たる理念 客観性に裏付けられた有倉教育法学 村元 宏行
●事例で学ぶ 学校とスクールロイヤーの連携【第2回】
スクールロイヤーから見た保護者対応 澤田 裕和
●教育の“現在”と“これから”【第2回】
全日本中学校長会の取組 宮澤 一則
●多様なつながり総力結集! 学校のトライ【第9回】
「協働」の考え方とその実践的取り組み 望月 國男/解説 佐藤 晴雄
●教育法学の課題【第4回】
学校、家庭、地域社会の連携という“公理”
“予定調和”からのフェーズ転換 坂田 仰
●学校安全コーナー【第32回】
教育委員会に対する性暴力防止のための提言
~教職員等性暴力防止法の運用に活かす~ 村山 直
【学会の窓】
●教育法・今日の焦点【第5回】
黒染め校則と教育的裁量 淡路 智典
●スポーツと法のいい関係【第10回】
法教育としての効用に着目したスポーツ法学の活用について 岡村 英祐
【子ども・教育と裁判】
●判例ガイド
いじめ自殺と学校の法的責任 村元 宏行
●判例研究
祖父母に関しての監護権 鈴木 博人
●判例紹介(教育の分野、福祉・家族の分野、少年法の分野)
●教育法日誌(中央の動き・地方の動き)
【読者のページ】