教員×弁護士 対話で解決 いじめから子どもを守る
鬼澤秀昌、篠原一生(著)
本体価格:1800円
発刊年月:2021/5
ISBN:9784871686655
Cコード:3037
管理番号:10089
【商品パンフレット】
https://www.eidell.co.jp/ijime_kara_mamoru.pdf
本書の特徴は、
①実際の第三者委員会の報告書や裁判例を題材に、教員と弁護士が対話をしてその理解を深めていく形式であること
②報告書又は判決において認定された具体的な経緯(事実)を掲載していること
③教員の立場において悩ましいと思われる部分を議論のポイント(論点)として掲載していること
実際に起きたいじめの事例をもとに徹底討論。
教育現場に関わる方、必読の書!
【目次】
はじめに
本書の特徴
第1章 奄美市中学生自死事件
事案の概要
ひと目で分かる人物関係図
本事案に関する事実関係
教員×弁護士 議論
POINT1 9月の指導―事実確認
POINT2 9月の指導―情報共有・組織的対応
POINT3 9月の指導―記録保存について
POINT4 9月の指導―Aさんに対する指導の方法
POINT5 11月の指導―Bさんへの対応
POINT6 11月の指導―Aさんに対する指導①
POINT7 11月の指導―Aさんの行為のいじめ該当性
POINT8 11月の指導―Aさんに対する指導②
POINT9 家庭訪問時の対応
POINT10 事後対応の問題点と調査報告書の活用
事例に対するまとめ
さらに理解を深めるために
column 「スクールロイヤー」とは?
第2章 桐生市小学生いじめ自死事件(前編)
事案の概要
ひと目で分かる人物関係図
本事案に関する事実関係
教員×弁護士 議論
前提の解説 安全配慮義務
POINT1 小学5年生までの対応
POINT2 小学5年生から小学6年生への引継ぎ
POINT3 海外にルーツを持つ児童生徒に対するサポート
POINT4 学級崩壊に対する対応
POINT5 悪口に対する対応
POINT6 給食時の仲間はずれに関する対応・指導
POINT7 校外学習における対応・指導
POINT8 校長の義務と責任の版に
POINT9 「判決」の位置づけと再発防止策
事例に対するまとめ
さらに理解を深めるために
column 自死についても学校が責任を負うか?
column アレルギーについて
第3章 桐生市小学生いじめ自死事件(後編)
事案の概要
本事案に関する事実関係
教員×弁護士 議論
POINT1・3 直後の対応とその判断(アンケートについて):校長報告書
POINT2 記者会見での対応
POINT4 第三者委員会の対応とその判断(その①)
POINT5 第三者委員会の対応とその判断(その②)
POINT6 訴訟における対応とその判断
POINT7 いじめ防止対策推進法との関係
POINT8 スポーツ振興センターの給付との関係
POINT9 私立学校の場合との比較(さいたま地裁の裁判例との比較)
POINT10 再発防止策の実践方法について
事例に対するまとめ
さらに理解を深めるために
おわりに