IT戦略政策の変遷を読み解き、次の時代をつかむ！
1970年代以降、日米両国の経済的な発展の中心を担っているIT分野。IT戦略の日米両国の政策の相違、また産業との相互関係を明らかにする。「次の時代のIT戦略」をつかむための必携の書。

【目次】

序章　IT戦略の日米政策比較分析

第1部　先行・停滞した日本の IT 国家戦略の実証分析

第1章　世界をリードしたIT国家プロジェクトの分析 ─1970年代「超LSI研究組合」
第2章　後れた日本のIT国家戦略の誕生過程 ─1980年代から2000年IT基本法まで
第3章　Society5.0に向けた日米のIT国家戦略の比較分析 ─2000年から2020年まで

第2部　米国における IT 国家戦略・政策の実証分析

第4章　日本のキャッチアップと政府・産業の連携戦略の誕生 ─1980年代のセマテック
第5章　世界をリードした米国のIT国家戦略の形成過程分析 ─1991年高性能コンピュータ法

第3部　IT 国家戦略と企業経営との相互作用

第3部にあたって
第6章　米国におけるIT国家戦略のあたえる経営戦略への影響分析
第7章　日本におけるIT戦略が加速させる新しい経営形態 ─モジュール化の進展

補章　ITの環境政策·経営への応用分析 ─ITによる環境マネジメント・システム

結論　日米IT国家戦略の相互関係 ─個別・総合政策における先行競争

おわりに
参考資料：平成十二年法律篤百四十四号
高度情報通信ネットワーク社会形成基本法
参考文献目録