陸別が好き。
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164 日本一寒い町陸別町が真夏におくる、日本一熱いアマチュアミュージシャンによるロックの祭典、しばれロックフェスティバル。その企画・運営を行っているのが佐々木栄一さんである。佐々木さんは生まれも育ちも陸別であり、18~19歳の頃に札幌へ。その後、帯広で音響の仕事や、海苔の製造販売をしている会社で営業の仕事に携わった後、26歳で陸別に戻ってくる。現在は、ギターも担当していたが、現在はボーカルに専念している。ジャッカルという名前は、地元でやっていた「ジャッカルの叫び」というライブ名から。「キタキツネじゃカッコ悪いし、オオカミじゃちょっと強すぎるし、いい頃合いでジャッカルかなという、それだけの理由」と佐々木さん。 バンド活動をしながら、イベントや記念祭のコーディネーターを社会福祉法人の事務長の立場にあるが、その傍ら、ROCK☆STARというバンドのボーカル・ジャッカル佐々木として音楽活動を行っている。地元バンドのステップアップのために 15歳から音楽活動を始めたという佐々木さん。かつてはエレキしたり、PA(音響機材の搬入、セッティング、整音操作など)をしたりしていたが、10年ほど前からしばれロックフェスティバルをプロデュースしている。それを始めたきっかけは何であろうか。 「最初のきっかけというのは、バンドで何かできないかなと思っただけなんですよ。単純に、バンド仲間でイベントセンターの会場っていいよねと言っていて。それで、しばれロックフェスティバル佐々木栄一さん陸別歴50年しばれロックフェスとフレンズソングに込めた魂夢への第一歩が踏み出せる町Interview陸別はじめてものがたり。

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